研究紹介ミニ講義について

 研究紹介ミニ講義は、京都大学で営まれている研究の一端を紹介するものです。このとりくみを通じて、学外の方には大学における教育・研究・医療へのご理解を深めていただくこと、学内においては教職員の相互理解に資するべく、2011年の夏から実施しています。

 概ね月1回、昼休み時間に京都大学職員組合に加入する教員を中心に、講義形式で研究の紹介をしています。また、講義収録映像はYouTubeでも公開していますので、会場での聴講ができなくても、後日お好きな時間にご視聴いただけます。なお、講義後の質疑応答は収録いたしておりませんので、ご了承ください。

 最新の講義は、このページの埋め込み映像でご覧いただけます。最新講義以外の収録講義は、YouTubeの映像再生ページへのURLで表示しています。
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2018/08/01

「ダイズ生産と環境ストレスー耐えるか、逃げるか?ー」の収録映像を掲載しました|白岩 立彦 氏(農学部支部)2017.12.27

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講 師:白岩 立彦 氏(農学部支部|農学研究科)

日 時:2017年12月27日(水)昼休み

会 場:組合事務所 会議室

映 像:https://youtu.be/g7gMGzvgTMg (YouTube)

資 料:171227講義で使用したスライド.pdf
※映像でも表示されますが、字が小さく読みにくい場合がありますので、お手元用にご利用ください。    


【講義概要】
 ダイズは、世界の生産量が過去55年間に10.7倍にも増大し、“奇跡の作物” と呼ばれます。良質な油とタンパク質の供給源として需要が増え続けているためです。しかし、日本のダイズの単収(単位面積当たり生産量)は、水稲のそれに比べて、著しく低くかつ不安定です。私は、ダイズの単収向上を目指して、いわゆる多収品種を育成するために鍵になる形質や環境ストレスによる収量低下機構などについて、作物生産生態学的*な研究をしています。
 圃場の作物は、多かれ少なかれ環境ストレス下にあります。日本のダイズ作では、生育初期が梅雨に当たるので過剰な水分による障害(湿害)が多発し、近年、夏に高温乾燥が温度上昇によるマイナスも懸念されています。それらを克服して生産を向上させる方策は、ストレス耐性品種を開発すること、およびストレスの発生を回避すること、に大別されます。耐えることと逃げること、どちらが得策か、いくつかの研究を紹介したいと思います。

*作物生産生態学=野外で生育する作物の主に群落を対象にして、生長や収穫の大小を決めるしくみを扱う分野。

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