京大職組教員部会主催オンライン学習会
日時:12月4日(金)18時~19時半(開場:18時~、開始:18時10分~とします)
手法:zoomによるオンライン方式
参加希望の旨を書記局までお伝えください。
連絡先
TEL:075-761-8916/FAX:075-751-8365
内線:7615(本部地区)
mail:office@g.kyodai-union.gr.jp
講師:大野 圭介先生(富山大学教職員組合前委員長、現中央執行委員)
演題:「富山大学における年俸制の実態とその問題点」
趣旨:
日本学術会議のことが大きな問題となっていますが、「人事と予算」を通じての大学への政治介入は今後さらに激しいものとなっていることが予想されます。京都大学でも2018年度から「人事給与マネジメント改革」の一環として教員に対する全面的な年俸制の導入が検討されています。
年俸制の導入には給与が上がるメリットがあるのではないかと思われる向きもあるかもしれませんが、「研究」「教育」「社会貢献」などの指標を誰がどのように判定するのか、そもそも「研究」と「教育」と「社会貢献」という指標は同じ比重で考えられるべきものなのか…など問題は山積みです。また、これまで年俸制が全面的に導入された大学では、その導入の仕方そのものが「トップダウン」方式で強行されていることが少なくありません。
このオンライン学習会では、すでに全面的な年俸制の導入を経験した富山大学の経験について富山大学教職員組合前中央執行委員長である大野圭介先生先生のお話をうかがった上で、質疑応答に応えていただきます。
京都大学執行部が年俸制全面導入の方針を打ち出してから後手後手で対応するのでなく、先手を打って年俸制をめぐる問題点への認識を深めたいと思います。
組合員の方も、非組合員の方も、教員の方も、職員の方も、たくさんの方のご参加をお待ちしています。