新型コロナウイルスの影響で、学生が来られなく、教職員もテレワークが導入され、キャンパスから人影が少なくなってしまった傍らで、京大生協が大変な経営危機に陥っています。
Title:新型コロナで赤字3億円…大学生協が「経営危機」に 京大教員ら「Go To 生協」呼びかけ、オンラインでも発信
Source:YAHOO!ニュース|京都新聞
Date:2020/10/27
京大生協は歴史的にも京大職組が深く関わって結成された兄弟のような学内団体です。京大生協にも多くの従業員が働いておられ、経営状況の悪化により雇用の危機に直面しています。
こうした中、京大生協は雇用調整助成金の特例措置を活用して休業手当を支払い、雇用維持に努めておられます。第三波ともいわれる感染拡大で、授業の本格的再開も見通せない状況になっていますが、雇用調整助成金の特例措置の期限はこの年末までとされています。このままでは、休業手当が支払えなくなり、賃金の削減に止まらず、京大生協職員の解雇が続出しかねません。
京大生協労組・同パート労組は、内閣総理大臣および衆参両院議長宛に「大学生協の灯を消すな! 雇用調整助成金の特例措置延長を求める請願署名」に取り組んでいます。署名用紙は下記URLよりダウンロードできます。
できるだけ多くの署名集約を期待しますが、集約期限が11月17日と迫っています。
取り急ぎ、ご自身の一筆の署名だけでもお寄せいただきたいと思います。
一旦、職員組合で集約しますと間に合わない可能性もありますので、学内便にて京大生協宛てに直送してください。
そして、京都大学に勤務する私たちに教職員は、もう一つできることがあります。できるだけ京大生協を利用することです。
とはいえ、今の新型コロナウイルス感染症の流行状況では、生協食堂を利用することを躊躇される方もおられるかもしれません。
それでも、まだできることはあります。生協は加入時に出資金を支払いますが、この出資金を増資することです。生協にとって出資金は自己資本であり、経営改善に即効性があります。もちろん出資金は脱退時に全額返還されますし、株式のように価値の増減もありません。増資は下記の店舗等で受け付けています。- 時計台ショップ
- 北部購買部
- 南部購買部
- ショップルネサービスカウンター
- 宇治購買部
- 桂Bショップ
- 京大生協組合員センター(吉田南キャンパス)
来週の給料日、来月のボーナス日にもぜひご検討ください。