研究紹介ミニ講義について

 研究紹介ミニ講義は、京都大学で営まれている研究の一端を紹介するものです。このとりくみを通じて、学外の方には大学における教育・研究・医療へのご理解を深めていただくこと、学内においては教職員の相互理解に資するべく、2011年の夏から実施しています。

 概ね月1回、昼休み時間に京都大学職員組合に加入する教員を中心に、講義形式で研究の紹介をしています。また、講義収録映像はYouTubeでも公開していますので、会場での聴講ができなくても、後日お好きな時間にご視聴いただけます。なお、講義後の質疑応答は収録いたしておりませんので、ご了承ください。

 最新の講義は、このページの埋め込み映像でご覧いただけます。最新講義以外の収録講義は、YouTubeの映像再生ページへのURLで表示しています。
 講義映像の再生には、Adobe Flash Playerのインストールが必要となる場合があります。
 

Mini Lecture Archives

ミニ講義 Archives
2017/04/10

「送舊迎新、送朴迎新」の講義映像を掲載しました|南京兌 氏(法学部支部)2017.03.15,27)

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日 時:2017年3月 15日(水)昼、27日(月)昼 の2回講義

講義題:「送舊迎新、送朴迎新」(韓国大統領の弾劾の話題)

講 師: 南 京兌 氏 准教授(法学部支部|法学研究科 [行政学・公共政策])

会 場: 組合事務所 会議室

配布資料:

収録映像:講師の希望により、組合員限定公開となります。


講義概要:朴大統領の弾劾訴追の理由を以下の五つに整理する。
     (1)崔順実(チェ・スンシル)など私的組織による国政壟断(ろうだん)に
     よる国民主権主義と法治主義違反 (2)大統領の権限濫用 (3)言論の自由
     侵害 (4)生命権保護義務違反 (5)収賄(しゅわい)など刑事法違反。
     上記の理由を説明しながら、朴槿恵大統領の弾劾の政治過程を、国会の
     弾劾過程と憲法最判所の弾劾過程に分けて、講義する。

講師略歴:南 京兌(なむ・きょんて)
     現職:京都大学大学院法学研究科准教授
     専攻:行政学・公共政策

講師業績:南京兌、2009、『民営化の取引費用政治学―日本・英国・ドイツ・
     韓国
     4ヶ国における鉄道民営化の比較研究―』、慈学社。
     南京兌、2014、『地方分権の取引費用政治学:大統領制の政治と
     行政』、木鐸社。
     南京兌・Eom, Seok-Jin共著、2015、『日本の国家機構の変化と連
     続性』、ソウル大学出版文化院、(韓国語)。
     南京兌・秋月謙吾共編著、2016、『地方分権の国際比較:その原
     因と中央地方間の権力変化』、慈学社。
19:16 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2016/10/28

「重力ではかる南極氷床変動と海水準変動」の講義映像を掲載しました|福田 洋一 氏(理学部支部)2016.10.25

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講義題:重力ではかる南極氷床変動と海水準変動

日 時:2016年10月25日(火)昼休み

講 師: 福田 洋一 教授(理学研究科)

会 場:組合事務所 会議室


配布資料:161025「重力ではかる南極氷床変動と海水準変動」講義レジュメ.pdf

収録映像:https://youtu.be/9ZI85IONg90  (YouTube)

講義概要:
 地球温暖化と関連して、最近、グリーンランドや南極氷床の融解、海面上昇の話題が取り上げられることがよくあります。これらは地球の環境変動を考える上で大変重要な問題ですが、南極氷床の増減や、年にわずか数mmの上海面昇を正確に測定することはそれほど簡単ではありません。これらの測定能が可の宇宙測地技術の進展が大きく寄与しており、特に21世紀になって初めて実現した衛になったのは、最近星による重力測定は、南極の氷床変動や海水質量の変動を重力の変化として直接はかることを可能にしました。一方、氷床変動や海面変動は、固体地球の変形とも関連した地球科学的に大変興味深い現象でもあります。ミニ講義では、まず地球の歴史の中での氷床変動や海面変動について概観し、衛星重力観測など最新の手法を用いた氷床や海面変動の計測結果や関連した話題について紹介します。

15:30 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2016/08/03

「カフカの≪お役所仕事≫を見る」の講義映像を掲載しました|川島隆 氏(文学部支部)2016.08.02

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講義題:「カフカの≪お役所仕事≫を見る」

日 時:2016年8月2日(火)昼休み

会 場:組合事務所 会


講 師: 川島 隆 准教授(文学研究科)

配布資料:160802「カフカの≪お役所仕事≫を見る」講義レジュメ.pdf

議室収録映像:https://youtu.be/D9O7n9qEiAY  (YouTube)

講義概要:
 
小説『変身』や『訴訟』で、市井のサラリーマンをいきなり襲う不条理な事態を描いたカフカ。その彼自身が一介のサラリーマンであったことは、比較的よく知られています。しかし、彼がどんな職場に勤め、どんな仕事をしていたかは、あまり知られてはいないでしょう。
 カフカはプラハの「労働者災害保険局」に1908年から1922年まで勤めました。これは、工業化の進行にともなう労災の急増に対応すべく、オーストリア帝国で1887年に導入された半官半民の組織です。カフカといえば一般に、仕事ぎらいのダメ人間というイメージが強いのですが、彼は実際には職場で重要なポストを占め、とりわけ事故防止活動の分野で大きな業績を残しました。
 今回の講義では、集英社文庫『ポケットマスターピース01 カフカ』に収録した二つの報告書『木材加工機械の事故防止策』と『採石業における事故防止』を中心に、職場でのカフカの仕事の特徴を見ていきます。そこからカフカ文学の新しい読み方を提案できればと思っています。

11:37 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2016/05/31

「メンタルヘルスから見た現代の危機」の講義映像を掲載しました|富田直秀 氏 (桂工学部支部)2016.05.20

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日 時:2016年5月20日(金)昼休み

会 場:京都大学職員組合 事務所会議室

講義題:「メンタルヘルスから見た現代の危機」

講 師: 富田 直秀 教授(工学研究科教授)

収録映像:https://youtu.be/h5U7cT_vq1s  (YouTube)

講義概要:
 10年以上前から、新入生へのオリエンテーションでメンタルヘルスにするスピーチを担当してきました。当初は、精神医学の基礎知識などを基盤にした注意事項を話していたのですが、スピーチ後に相談に訪れた学生や研究者たちとの交流から、現代の危うさを強く感じるようになってきました。相談に来る学生の変化に危うさを感じるのではありません、異常状態、つまり悪循環に接したときの我々研究者や社会の態度に強い危機感を感じ続けています。
 学問分野においては、従来の「最適化」のみならず、ヒューマンエラー、非線形現象、臨床、リスクコミュニケーションといった多様性に関連する事象に対して、認識論的、存在論的な考察まで交えて議論されるようになってきました。けれども、厳密性と歴史性を重視する学問のフィールドにおいて、その記述はとても難解で、その内容を実感として捉えて、ヒトや社会を対象にした実践に生かすことのできるスキルには未だ至っていなようです。講演では、絵や図などの可視化を用いて、多様性の生じる原理、正常・異常の概念、そうして現代科学がいかに「主体」と関わっているかを、可及的平易に述べてみたいと思います。そうして、「最適化」や「傾向と対策」を基盤とした問題解決法が人を追い詰めた結果として、今では
「異常」自体が大きく変化している可能性を主張したいと思います。


15:57 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2016/03/02

「中世ヨーロッパの紛争とコミュニケーション 」の講義映像を掲載しました|服部良久 氏 (文学部支部)2016.03.01

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日 時:2016年3月1日(火)昼休み

会 場:
京都大学職員組合 事務所会議室

講義題:「中世ヨーロッパの紛争とコミュニケーション」

講 師: 服部 良久 教授(文学研究科教授)

収録映像:https://youtu.be/g9vdV3sEf9M  (YouTube)

講義資料:160301講義で使用したスライド.pdf
※聴講会場で配布した資料です。映像中でも表示しますが、字が小さく読みにくい場合があります。資料をお手元で見ながら講義を視聴されると、よりわかりやすくなると思います。

講義概要:
近代のような法規範と司法組織を持つ主権国家の存在しない中世のヨーロッパでは、農民から都市民、貴族に至るまで社会全体が武装し、しばしば暴力紛争が生じた。そのような紛争はどのように解決されたのか。紛争と紛争解決をコミュニケーション行為として捉えることにより、中世の社会、政治の秩序を考える。


11:42 | 投票する | 投票数(1) | ミニ講義収録
2016/01/28

「低コスト保育は子どもたちの心にどう映るのか 」の講義映像を掲載しました|大倉得史 氏 (人間支部)2016.01.27

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日 時:2016年1月27日(水)昼休み

会 場:KUINEP講義室

講義題:「低コスト保育は子どもたちの心にどう映るのか」

講 師: 大倉 得史 准教授(人間・環境学研究科|発達心理学)

収録映像:https://youtu.be/zfC3zlzgHVE (YouTube)

講義資料:講義スライド資料.pdf
※聴講会場で配布した資料です。映像中でも表示しますが、字が小さく読みにくい場合があります。資料をお手元で見ながら講義を視聴されると、よりわかりやすくなると思います。


講義概要:
昨今、保育園を増やす必要性が盛んに言われますが、その一方、保育の質 をいかに維持するのかといった議論はほとんど行われません。規制緩和・低コスト化により保育の量的拡大を進めようとする社会の動向の中で、一部の現場では保育の質の低下が深刻化しています。各種の施策によって大きく動かされている保育現場で、子どもたちはどのような体験をしているのでしょうか。京都市の事例を紹介しながら考えていきたいと思います。

16:54 | 投票する | 投票数(2) | ミニ講義収録
2015/12/16

「動物倫理 わたしたちは動物とどうつきあえばよいのか 」の講義映像を掲載しました|伊勢田哲治 氏 (文学部支部)2015.12.15

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日 時:2015年12月15日(火)昼休み

会 場:
京大職組事務所会議室

講義題:「動物倫理 わたしたちは動物とどうつきあえばよいのか」

講 師: 伊勢田 哲治 准教授(京都大学文学研究科|哲学・倫理学)

収録映像:https://youtu.be/-9aaPxcqM34 (YouTube)

講義資料:動物倫理ミニ講義.pdf

※聴講会場で配布した資料です。映像中でも表示しますが、字が小さく読みにくい場合があります。資料をお手元で見ながら講義を視聴されると、よりわかりやすくなると思います。


講義概要: 
「命を大事にしなくてはいけない。」
わたしたちは子どものころからずっとこう言われ続けています。実際、多くの人にとって「命は大事」は体にしみ込んだ考え方になっていることでしょう。しかし、これが本当のところどういう意味を表しているのか考えたことはあるでしょうか。
 たとえば、お肉を食べるということは牛や豚の命を奪うことを意味しますし、「命」に植物の命も含むのなら、どんな食事でもなんらかの命を奪っています。「命を大事にする」というのは、命を絶対に奪わないという意味ではどうやらなさそうです。食事については「むだにせず、感謝しながら食べるのが大事」という言い方がされたりします。でもむだにしなければ感謝すれば、何をしてもいいのでしょうか。
 この講義では、特に人間と動物の関係で生じるこうした疑問を取り上げ、それに対する倫理学のアプローチを講師著書「マンガで学ぶ 動物倫理 わたしたちは動物とどうつきあえばよいのか」(化学同人 刊)の内容を紹介しながらお話しします。



11:31 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2015/11/18

「安保関連法に関する憲法問題」の講義映像を掲載しました|毛利 透 氏(法学研究科) 

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日 時:2015年11月16日(月)昼休み
会 場:京大職組事務所会議室

講義題:安保関連法に関する憲法問題」

講 師: 毛利 透 教授(京都大学法学研究科)

収録映像:https://youtu.be/uT9Wv6zXfBA (YouTube)

講義資料:20151116講義資料.pdf
※聴講会場で配布した資料です。映像中でも表示しますが、字が小さく読みにくい場合があります。資料をお手元で見ながら講義を視聴されると、よりわかりやすくなると思います。

  
講義概要:
 昨年の集団的自衛権を一部認める閣議決定から今年9月に一連の安保関連法が成立するまで、多くの憲法論議がなされてきた。このミニ講義では、憲法9条をめぐる従来の政府見解と新しい見解の関係をめぐる問題などにつき、考えてみたい。

17:15 | 投票する | 投票数(1) | ミニ講義収録
2015/10/27

「所得分配に関する公平性理念 --経済実験によるアプローチ 」の講義映像を掲載しました|徳丸夏歌 氏、宇仁宏幸 氏 (経済学部支部)2015.10.23

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日 時:2015年10月23日(金)昼休み

会 場:
京大職組事務所会議室

講義題:所得分配に関する公平性理念
       --経済実験によるアプローチ」


講 師: 京都大学経済学研究科
     
徳丸 夏歌 講師 宇仁 宏幸  教授

講義資料:151023所得分配における公平性理論.pdf
     ※映像の中では読みにくい文字もありますので、補助資料としてご覧ください。

収録映像:https://youtu.be/5QYLqeBvKJs (YouTube)

講義概要:
 人間が自己の利益だけではなく、他者や社会を考慮して行動することは直感的には知られていることがらであろう。近年開発された経済実験という手法によって、人間が他者や社会をどのようにどの程度考慮するのかを、数量的に分析できるようになった。
 われわれの研究では、約250名の京大生を使った経済実験によって、第1に、労働成果を労働者間で分配するに際して、労働者がどのような分配を 公正と考えるかを検証した。単独作業か協同作業か、あるいは個人の成果が目に見えるか否かといった労働スタイルの違いが、労働者がもつ公平性理念に影響していることが明らかになった。第2に、労資間の所得分配において、投資家と労働者それぞれが、どのような分配を公正と考えるかを検証した。ここでは投資資金が投資家自身の労働に基づくか否かが、投資家および労働者がもつ公平性理念に影響することが明らかになった。
 賃金制度など実際の所得分配に関わる制度と労働者がもつ公平性理念との間にずれがあると、深刻な不満が生じ、労働意欲低下にもつながる。その一例は、1990年代末に多くの日本企業が導入した成果主義的賃金制度の失敗である。このような失敗を繰り返さないためにも労働者のも つ公平
性理念の解明は必要である。

14:27 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2015/09/17

「子どもの戦争 ーーふたつの大戦から」の講義映像を掲載しました|藤原辰史 氏(人文研)2015.09.17

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日 時:2015年9月17日(木)昼休み

会 場:
京都大学 KUINEP講義室

講義題:「子どもの戦争 ーー二つの戦争から

講 師: 藤原 辰史 氏
     京都大学人文化学研究所 准教授

     自由と平和のための京大有志の会 発起人

収録映像:https://youtu.be/faGp-xbx5Og (YouTube)

講義資料:子どもたちの戦争.pdf
     ※映像の中では読みにくい文字もありますので、補助資料としてご覧ください。

講義概要:20世紀に起こったふたつの世界戦争は、はじめて、たくさんの子どもたち
    を無差別に殺した。世界中の大人による世界中の子どもの大虐殺は、有史以
    来最大の汚点といってもよいだろう。しかも、その子殺しの方法は、空襲と
    兵糧攻めという遠隔操作的なものであった。
     子どもたちの未来が危機に瀕している時代だからこそ、「子どもの視点」
    から、ふたつの世界大戦を振り返ってみたい。
     なお、補足として、わたしもその発起人のひとりである「自由と平和のた
    めの京大有志の会」の実践と、声明書の「子ども訳」についても紹介したい。
20:29 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2015/08/26

「だれの子どもも、ころさせない」、世界をつくる ——ママたちが声を上げるとき[ミニ講義拡大企画]

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講義題:「だれの子どもも、ころさせない」、世界をつくる 
            ーーママたちが声をあげるとき


日 時:2015年8月26日(水)昼休み

会 場:京都大学KUINEP講義室

講 師: 西郷 南海子 氏
     安保関連法案に反対するママの会 発起人
     京都大学教育学研究科博士課程院生


講義資料:会場配布資料.pdf

収録映像:http://youtu.be/LYtI8HmLq7I (YouTube)
15:48 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2015/04/06

「回して進む細胞運動」の講義収録映像を掲載しました|久保田 洋氏(理)|2015.03.25

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日 時:2015年3月25日(水)昼休み

講義題:「回して進む細胞運動

講 師: 久保田 洋 氏(京都大学 国際高等教育院 教授)

講義資料:回して進む細胞運動(スライド).pdf
     ※映像の中では読みにくい文字もありますので、補助資料としてご覧ください。

収録映像:https://youtu.be/in-s9Fk0oEI (YouTube)

講義概要: 細胞はいろいろな手段を用いて移動運動を行います。アメーバ運動、
     ゾウリムシの繊毛運動、ミドリムシや精子の鞭毛運動などがよく知られ
     ています。今回紹介するのは特別な受精環境で運動するために細胞の形
     と運動様式を巧みに進化させたモリアオガエルの精子の例です。
      モリアオガエルは樹上に白い卵塊(泡巣)を産みつけることで良く知
     られています。この種の精子の頭部はコルク抜き形で、尾部は頭部の長
     軸から垂直方向に伸びています。この変わった形の精子がどのように運
     動するのかを調べると、泡巣という高い粘性の環境中で尾が巻付くこと
     により頭を回転させ、頭の回転により木ネジが木に潜り込むように前進
     するという新しいタイプの細胞運動機構が見つかりました。モリアオガ
     エルと同じアオガエル科の水中で受精するカジカガエルや泡巣中で受精
     するシロアオガエルの精子の形態と運動を比較することにより、モリア
     オガエルの精子の形態と運動様式がどのように進化したのかを考えます。
      この研究には自宅の庭で増やしたモリアオガエルを使いました。庭で
     捕まえたモリアオガエルを研究室で産卵させることにより、ありのまま
     の精子の運動を観察できたことが運動機構の解明に役立ちました。
      今回の講義の前半は、講師が居住する比叡平の生き物についての紹介
     しています。

17:48 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2015/03/17

「香袋の科学」の講義収録映像を掲載しました|伊藤美千穂 氏(薬)|2015.03.11

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日 時:2015年3月11日(水)昼休み

講義題:「香袋の科学

講 師: 伊藤 美千穂 氏(京都大学 薬学研究科 准教授)

講師紹介:http://www.pharm.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2012/12/sigenja.pdf

講義資料:講義スライド.pdf
     ※映像の中では読みにくい文字もありますので、補助資料としてご覧ください。

収録映像:https://youtu.be/VEYcnq4fEDc (YouTube)

講義概要: 京都では古くからお香が嗜まれ、今でも市中の生薬店では多彩な香薬が
     取り扱われている。
源氏物語などでも「香り」にまつわる豊かな描写がみ
     られ、「香り」は文化と密接に結びついている。湿潤な日本では「香り」
     は空気中の水分に乗って拡がるため、香袋など奥ゆかしい香りの文化が
     醸成されてきた。対極的に湿度の低いヨ
ーロッパでは、香りをアルコール
     にのせて発散させる香水が発達
した。
      近年では「アロマテラピー」を楽しむ人も多く、気分をリラックスさせ
     せるなどの効果をうたうものもあるが、サイエンティフィックな説明に耐
     えられないものもみられる。

      この講義では、「香り」に含まれる化合物の薬理効果の実験結果やその
     解説に加え、香薬の原
材料の採取や取り扱いをめぐる国際情勢や原産地の
     状況についても説明する。


講師著書:
生薬単
 
生薬でおばんざい
 

11:38 | 投票する | 投票数(0)
2015/01/29

歴史からみた東アジア

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日 時:2015年1月29日(木)昼休み

講義題:「歴史からみた東アジア

講 師: 堀 和生 氏(京都大学 経済学研究科 教授)

講義資料:歴史からみた東アジア.pdf
     ※映像の中では読みにくい文字もありますので、補助資料としてご覧ください。

収録映像:http://youtu.be/cdUnZLK-8mk (YouTube) 


講義概要: 今日新興国の経済的な台頭が注目されるようになり、いわゆる後進地域
     においても広範に経済発展が起こっています。そして、日本、中国、韓国、
     台湾から東南アジアまでを含めた広義の東アジア地域は、現在世界最大の
     工業中心地になっています。21世紀の初頭、世界経済のなかで東アジアを
     中心とした経済的な台頭が、大きな変化の原動力になっていることは、誰
     もが実感するところです。
      しかし、このような事態がひろく認識されるようになったことは、それ
     ほど古いことではありません。かつての伝統的な社会科学では、近代資本
     主義が成立するということはきわめて困難な課題であり、厳格な条件を備
     えた社会、つまり欧米社会だけにおいて成立するものだと考えられていま
     した。そして、その唯一の例外が日本であると。ところが、冒頭にみたよ
     うな現在の状況を見ると、そのような伝統的な歴史観はもはや説得力を持
     たなくなっています。とすると、経済発展や近代化という問題で、これま
     でのとらえ方とは異なる新しい枠組みを創らなければなりません。
      その際、良い素材が東アジアの近代経済史だと考えます。かつて、日本
     は他のアジア社会とは異なるっているので、日本のみが欧米化することが
     可能であったと捉えていました。ところが、今日のように東アジア各国が
     次々と経済発展を遂げてくると、日本を例外とするのでなく、むしろ日本
     は東アジア経済発展の先駆であったという見方が出てきたわけです。この
     ような新しい発想で東アジアの歴史をみると、従来見えていなかったいろ
     いろのことを発見することができます。また、このような歴史的な視点は、
     今日東アジアが抱えている数多くの問題について、具体的なで解決の手が
     かりを提供してくれる可能性もあります。このようなことについて、皆さ
     んと一緒に考え議論をしてみたいと思っています。

     この話題に関心のある方は、京都大学広報誌『紅萌』に私の研究紹介が出
     ていますので、ご一読ください。
     http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/public/issue/kurenai/documents/19.pdf
14:48 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2014/12/05

「白球を追う兵士たち」

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日 時:2014年12月5日(木)昼休み

講義題:「白球を追う兵士たち

講 師: 高嶋 航 氏(京都大学 文学研究科 准教授)

講義資料:白球を追う兵士たち.pdf
     ※映像の中では読みにくい文字もありますので、補助資料としてご覧ください。

収録映像:http://youtu.be/55wd5ulRzkY (YouTube) ※冒頭2分半ほどはダイジェスト映像です。

講義概要: かつての日本の軍人たちがスポーツをしていたと聞けば、意外に思う
      人が多いのではないだろうか。実際には、日本の軍人は建軍当初から
      アジア・太平洋戦争最末期にいたるまでスポーツをしていた。ただし、
      時代により盛衰があり、陸軍と海軍でも事情は異なる。今回は、日本の
      軍隊におけるスポーツの実態を紹介したうえで、その背景について考察
      してみたい。我々がどうして軍人のスポーツを意外に思うか、その理由
      が明らかになるはずである。
15:36 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2014/10/22

「太陽の脅威とスーパーフレア」

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日 時:2014年10月22日(水)昼休み

講義題:「太陽の脅威とスーパーフレア

講 師: 柴田 一成 氏(京都大学 理学研究科 教授/附属天文台 台長)

講義資料:太陽の脅威とスーパーフレア.pdf
     ※映像の中では読みにくい文字もありますので、補助資料としてご覧ください。

収録映像:http://youtu.be/CNw6eUd43HM(YouTube)

 講義概要: 講義概要:近年の太陽観測の発展により、太陽ではフレアと呼ばれる
      爆発現象が頻繁に起きていることが判明した。しかも、フレアによって
      地球環境や社会は大きな影響や被害を受けることもわかってきた。最近
      数10年間に起きた最大のフレアよりも10倍以上巨大なスーパーフレアは
      太陽で起きるのか? 起きれば地球や社会はどうなるのか? 
14:06 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2014/09/30

「天の川の地図を描く」

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日 時:2014年9月30日(水)昼休み

講義題:「天の川の地図を描く

講 師: 山田 良透 氏(京都大学 理学研究科 助教)

講義資料:140930天の川の地図を書く.pdf /JASMINE(国立天文台)

収録映像:http://youtu.be/JN89lp2n_zM (YouTube)

講義概要: 天球の星々の動きは、人類にとって重要な意義をもってきました。
      古くは暦、すなわち農作業を行う時期を決める材料として、大航海
      時代には大海に浮かぶ船の位置を知るための手段として、そして今は
      宇宙はどのくらい大きいのかを知るために、我々は遠い星々の運動を
      詳細に測定し続けています。このような天文学を、位置天文学と言い
      ます。1989年ヨーロッパの位置天文衛星Hipparcosの打ち上げにより、
      これまでの地上観測から人工衛星による観測を可能とし、天文学は
      画期的な飛躍を遂げました。そして、当時全ヨーロッパ挙げての大型
      衛星で成し遂げたのと同程度の成果を、日本では学生の手作りの
      超小型衛星Nano-JASMINEで実現しようとしています。
      さらに、その先の成果を目指す衛星も計画中です。
      本講演では、位置天文学の2000年にわたる歴史と、最近の進展
      についてお話しします。
14:39 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2014/02/19

「京都帝国大学における総長選挙制の導入」

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日 時:2014年2月14日(金)昼休み

講義題:「京都帝国大学における総長選挙制の導入

講 師: 西山 伸 氏(京都大学 大学文書館 教授)

講義資料:140214講義資料.pdf

収録映像:http://youtu.be/eLQiWhl_uj0 (YouTube)

講義概要: 京都帝国大学においては1919年4月に総長選挙制が導入されたが、これは
     日本の大学で最も早いものであったと同時に、10年近い学内での運動の所
     産でもあった。本報告では、その導入に至る経緯を振り返る。
13:44 | 投票する | 投票数(5) | ミニ講義収録
2013/12/10

「東アジアとキリスト教研究(2)ーー平和・ナショナリズム」

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日 時:2013年12月10日(火)昼休み

講義題:「東アジアとキリスト教研究(2) ——平和・ナショナリズム」

講 師: 芦名 定道 氏(京都大学文学研究科 教授/文学部支部)

講義資料:東アジアとキリスト教研究.pdf
     ※今回の講義は上記資料の14ページ目からになります。

収録映像:http://youtu.be/jvCFVrir1sg (YouTube)

講義概要: 東アジアは、およそ200年前から150年前ほどに、近代西洋列強の
      世界政策と並行する形で、キリスト教と再度遭遇することになりまし
      た。到来の当初、キリスト教は、中国、朝鮮半島、日本において類似
      の状況からスタートしましたが、現在、その実態はきわめて対照的な
      状況にあります。これは東アジアという地域に属する諸国家の近代化
      の歴史の相違を反映していると考えられます。
       東アジアのキリスト教は、これまでも、それぞれの特殊な歴史的文
      脈を超えた多面的な相互交流を行ってきましたが、1980年代頃から、
      キリスト教研究のレベルでも、さまざまな交流が活発化してきており、
      すでに一定の成果を生み出しています。
       今回のミニ講義では、こうした交流の一端を紹介したいと思います。
      取りあげるテーマは、次の二つです。キリスト教と平和、キリスト教
      とナショナリズム。
      ※今回の講義は、2回講義のうちの2回目になります(1回目11/26収録)
14:23 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2013/11/26

「東アジアとキリスト教研究(1)ーー平和・ナショナリズム」

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日 時:2013年11月26日(火)昼休み

講義題:「東アジアとキリスト教研究(1) ——平和・ナショナリズム」

講 師: 芦名 定道 氏(京都大学文学研究科 教授/文学部支部)

収録映像:http://youtu.be/JF1Y2ej7t_Q (YouTube)

講義資料:東アジアとキリスト教研究.pdf

 講義概要: 東アジアは、およそ200年前から150年前ほどに、近代西洋列強の
      世界政策と並行する形で、キリスト教と再度遭遇することになりまし
      た。到来の当初、キリスト教は、中国、朝鮮半島、日本において類似
      の状況からスタートしましたが、現在、その実態はきわめて対照的な
      状況にあります。これは東アジアという地域に属する諸国家の近代化
      の歴史の相違を反映していると考えられます。
       東アジアのキリスト教は、これまでも、それぞれの特殊な歴史的文
      脈を超えた多面的な相互交流を行ってきましたが、1980年代頃から、
      キリスト教研究のレベルでも、さまざまな交流が活発化してきており、
      すでに一定の成果を生み出しています。
       今回のミニ講義では、こうした交流の一端を紹介したいと思います。
      取りあげるテーマは、次の二つです。キリスト教と平和、キリスト教
      とナショナリズム。
13:39 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2013/10/03

「宇宙の果ての銀河を見たい」

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日 時:2013年10月15日(火)昼休み

講義題:「宇宙の果ての銀河を見たい

講 師: 太田 耕司 氏(京都大学理学研究科 教授/理学部支部)

収録映像:http://youtu.be/m7U7iE4UK1g (YouTube)

講義資料:講義で使用されたスライド.pdf


 講義概要:銀河とは1000億個程の星の大集団で、宇宙に点在しています。
      銀河は宇宙の初期に形成され進化して現在の姿になりました。このよ
      うな、銀河の誕生や成長を直接見たいという思いで研究をしてきまし
      た。
      今回は、生まれたての銀河を見るというお話をしようと思います。
      宇宙の果て近くにある銀河は、生まれて間もない銀河と言えます。
      それを探して調べるという体験談です。
      すばる望遠鏡での観測実態等にも触れ、難しい説明は避け、見た目
      重視でお話したいと思います。


お詫び:この回のミニ講義のライブ中継・収録は、講義途中に機器の故障が発生
    し、不完全に終わりました。上記の映像は、後日に予備カメラで撮影し
    た映像に、解説のスライドを合成したものとなっています。そのため、
    スライドが、講義当日に講師が示した内容やタイミングと異なっている
    場合がありますので、その旨をご了承ください。

    

11:16 | 投票する | 投票数(0)
2013/08/28

緊急事態を理由とした憲法秩序の一時停止 ー麻生ナチス発言の背景を探るー

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日 時:2013年8月28日(水)昼休み

講義題:「緊急事態を理由とした憲法秩序の一時停止 ー麻生ナチス発言の背景を探るー

講 師: 西牟田 祐二 氏(京都大学経済学研究科 教授/経済学部支部)

収録映像:http://youtu.be/jR7UpaK66WA (YouTube)

講義資料:麻生ナチス発言の背景を探る「緊急事態を理由とした憲法秩序の一時停止」の系譜.pdf

概 要:安倍内閣麻生副総理による (当時最も民主主義的だった)ワイマール
    憲法が誰もが気づかないうちにナチス憲法に変わっていた。この手口から
    学んだらどうか” という発言をわたくし自身のナチズム研究との接点から
    分析してみようと思います。


13:58 | 投票する | 投票数(1) | ミニ講義収録
2013/04/24

「民法とその改正」

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日 時:2013年4月24日(水)昼休み

講義題:「民法とその改正

講 師: 松岡久和 氏(京都大学法学研究科 教授/法学部支部)

収録映像
http://youtu.be/8X-cabgAYws (YouTube)

講義資料:民法とその改正.pdf

概 要:民法は国民生活に最も密着した法律ですが、今や御年107歳。
    裁判所や学者の解釈によって現代社会の新たな諸問題に対応するのも
    限界に近いづいているようです。そこで、数年前から法制審議会で契
    約関係を中心にした債権法の部分について民法を改正する議論を重ね
    てきました。3月に中間試案を発表し、今、6月17日までパブリック
    コメントが募集されています。なぜ改正が必要なのか、どういう改正
    がされる見込みなのか、2月の新聞やNHKの報道はやや不正確です
    ので、30分くらいでざっとお話しします。

13:36 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2013/03/13

「入会と漁業 ー日本漁業の将来ー」

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講 師:間宮 陽介氏 (京都大学人間・環境学研究科 教授)

資 料:
資料スライド.pdf

講義概要:東北地方太平洋沖地震で東北の沿岸部は津波による壊滅的な被害を受け
     た。その復興にあたって、漁業や沿岸利用の自由化が進められようとし
     ている。自由化を推進する人たちは言う「海はみんなのものだから、も
     っと自由に使えるようにするべきだ」と。一見もっともらしい主張だが、
     本当にそうなのか? 漁業や沿岸は古来よりその地域の漁民達が「入会」
     を設けて水域を共有し、持続的に水産資源が得られるように管理してき
     た。資本の参入は、漁獲や沿岸開発を効率的に進めるだろう。かつてマ
     ルクスは「資本に郷里はない」と述べた。その水域で収益が得られなく
     なれば、資本は他の水域に移るだけで、収益が得られなくなった水域は
     どのような姿で残されるのか? 

     何もかもがマーケット・エコノミーで動く現代、非市場的な"入会=コモ
     ンズ"には経済を安定化させる効果が見られ、新たな意味合いを持ちはじ
     めている。一方、従来から入会を管理してきた人たち(漁協など)の内部改
     革も必要と氏は訴える。


ご注意:
    ※今回の講義は、講師のご意向により、講義の収録映像は一般公開を控えさ
     せていただいています。組合員の方は組合員限定ページにログインの上ご
     視聴ください。
    ※講義概要の文章は講師が執筆されたものではなく、聴講した主催スタッフ
     がまとめたものです。

講師著書の紹介

市場社会の思想史ー
自由をどう解釈するか

増補 ケインズとハイエク―
“自由”の変容

 
雇用、利子および貨幣の一般理論〈上〉







17:57 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2013/01/17

「山が動いた、傾いた! --最近の地震動災害観測調査研究から--」

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講 師:松波 孝治 氏 (京都大学防災研究所 准教授)

収録映像:http://youtu.be/YVJ0lar6ols (YouTube)

講義概要:一般に私たちは、「動かざること山のごとし」と言って、山は動かないもの
     の代表としています。しかし、そうではないのです。この自然界にはエー!
     と驚く現象がいっぱいあるのです。ここでは、山が地震により人の歩く速さ
     で百m以上動き、山と山がぶつかり合い、さらには、地震のたびにガクンと
     傾いたりすることを紹介します。


14:29 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2012/12/19

「"戦時末期、米がないから芋を食べた"という記憶は『正しい』か」-第二次世界大戦下食糧危機の実相-」

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講 師:野田 公夫 氏 (京都大学 農学研究科 教授)

収録映像:http://youtu.be/iHcxkpd9zxw

講義概要:「"戦時末期、米がないから芋を食べた"という記憶は『正しい』か」。
第二次世界大戦期が国民的な食料危機の時代であったことは、誰もが知っている
事実であろう。たとえば、次のような見方(1.2.3.4)は、かなり一般的な「常識」
かもしれない。

1.日本は戦時体制突入とともに全力をあげて食糧増産にとりくんだ。
2.
しかし、労力も資材も不足をきたしたため十分な成果はあがらず、生産の減退を
  余儀なくされ、その結果食糧事情は悪化した。
3.さらに、戦争がすすむにつれて主食のコメも手に入らなくなり、やむなくイモ
  ばかり食べていた。
4.
こうして、食糧危機は戦時体制最終盤にはピークに達した。

しかし実は、このなかで「正しい」といえるものは一つもない。
何がどう間違っているのだろうか? 一つ一つを検討しながら、日本における戦時下
食糧危機の実相を考えたい。

12:10 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2012/11/20

「戦時下の京都帝国大学」

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講 師:駒込 武 氏 (京都大学教育学研究科 教授)

収録映像:
http://youtu.be/Q865_mFp2PI

資  料:会場で配布された資料(PDF)

講義概要:
戦時下の大学をめぐる重要なトピックとしてまず思い浮かべがちなのは、
京大滝川事件・天皇機関説事件のように「学問の自由」「大学の自治」を脅かした
諸事件や、学徒出陣です。もとより、これらは重要な出来事です。ただし、もしも
「戦争により逼塞させられた学問」「沈滞したキャンパス」というイメージをそこ
から導き出してしまうとしたら、それは一面的な歴史像ということになってしまう
かもしれません。「戦争景気」という言葉がありますが、大学という空間もまた戦
争のもたらす興奮の中である種の「バブル」に沸き立っていた側面もあるのではな
いでしょうか。戦時下の『京都帝国大学新聞』などの資料を提示しながら、考えて
みたいと思います。

 

12:10 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2012/09/26

「近世ポーランド・リトアニア共和国とその遺産」

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講 師:小山 哲 氏 (京都大学文学研究科 教授)

収録映像:
http://youtu.be/tAGpx-OtBdo

資  料:
講義に使用したスライド(PDF)

講義概要: 今から400年ほど前、ヨーロッパの東部、バルト海と黒海にはさまれた
     地域に「ポーランド・リトアニア共和国」という国家が存在しました。
     この国には、さまざまな言語を話し、さまざまな宗教を信仰する人びと
     が共存していました。また、この国は、貴族たちが選挙で国王を選び、
     議会を中心に国政を運営する独特の共和主義的な制度をもっていました。
      18世紀の後半、ポーランド・リトアニア共和国は隣接する3つの強国
     (ロシア、プロイセン、オーストリア)によって分割され 、地図の上から
     消滅します。現在、かつての共和国の領域には、ポーランド、リトアニア、
     ベラルーシ、ウクライナなど複数の独立国家が存在しています。
     この講義では、この「貴族の共和国」の特徴をかんたんに説明したうえで、
     現在、その領土を継承するそれぞれの国で近世の歴史的遺産がどのように
     とり扱われているか、ご紹介したいと思います。


12:10 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2012/08/30

「金相学と磁性・超伝導」

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講 師:吉村 一良 氏 (京都大学理学研究科 教授)

収録映像:http://youtu.be/nwiqjmCo1HA

資  料:講義に使用したスライド(PDF)

講義概要: ここ数十年の間に多くの科学技術がわれわれの予想を遥かに超えて進歩し
     ている。それを支えているのは新規な物質(Material)の開発であり物質化
     学(Material Chemistry)の研究なくして現代のような科学技術の発展はあり
     えない。金相学研究室では、金属元素を含む無機化合物を対象とし、化学
     的な見地から、高温超伝導など新たな量子現象を示す新物質を探索・開発
     することを目標にしている。特に21世紀の材料をになうと期待される強い
     電子相関をもった系を中心に研究を行っている。今回はミニ講義として、
     超伝導研究についてなるべくわかり易く紹介したい。

12:10 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2012/07/13

瓦礫の中の美術館(展)-パレスチナから考える「アートに何ができるか」-

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講 師:岡 真理 氏 (京都大学 人間・環境学研究科 教授)

収録映像:http://youtu.be/ZPUB-AQxl7Q

資  料:講義に使用したスライド(PDF)

講義概要: 
かつてサルトルは、アフリカで子どもが飢えているときに文学に何がで
     きるかと問い、文学は無力であると語った。では、パレスチナでパレスチ
     ナ人が虫けらのように殺されているとき、文学に何ができるのか?文学は
     無力なのか? もし、そうであるなら、文学の存在理由とは何か。
      この講義では、文学だけでなくアート(芸術表現一般)に問いを拡大し、
     占領下のパレスチナやイラク、アフガニスタンといった中東地域を中心に、
     人間がその人間性を顧みられない事態を生きているとき、アートに何がで
     きるのか、なぜアーティスティックな表現が要請されるのか、アートとは
     何か、について考えたい。


12:10 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2012/06/21

「生活保護を考える」

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講  師:稲森公嘉 氏 (京都大学法学研究科 准教授/2012年7月より同教授)

収録映像:http://youtu.be/fw8tj1Wph8g

資  料:
講義に使用したスライド(PDF)
     ※映像では文字が見えにくい部分がありますので、補助的にご利用ください。

講義概要: 生活保護受給者数が急増し、終戦直後を上回る過去最高の数字を記録し続
     ける中、さまざまな形で生活保護制度のありようが問われている。ただ、昨
     今の生活保護をめぐる巷間の議論には、事実の誤認や現行法の不正確な理解
     に基づくと思われるものも少なくない。ややもすると感情的・感覚的な議論
     に傾きがちなテーマだけに、歴史・実態・法制度を踏まえた冷静な議論が必
     要である。このミニ講義を通して、誤解の一部を解くとともに、真に取り組
     むべき課題は何なのかを問いかけたい。



12:10 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2012/05/18

「日食のお話 - 金環日食と金星の太陽面通過 -」

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講  師:平田龍幸 氏 (京大職組OB/京大理学研究科宇宙物理学教室 元教員)

収録映像:http://youtu.be/Z2m_dwcUkUY

資  料:講義で使用したスライド(PDF)


講義概要: 日食の起こるわけ、なぜ皆既日食や金環日食になるのか、など、5月21日の

     金環日食に関連して、わかりやすく解説します。併せて6/6に見られる金星の

     太陽面通過についても触れます。





12:10 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2012/03/23

「裁判員裁判と刑罰」

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講  師:高山 佳奈子 氏(法学研究科 教授)

講義概要:  2009年に開始された裁判員裁判は、死刑や無期懲役が科されうる犯罪を
     すべて対象にすることになっている。そして、裁判員は、事実認定だけで
     なく、言い渡す刑罰を決める判断もしなければならない。しかし、法律の
     素人である一般人にとって、刑罰を決めなければならないということは、
     実際にはかなり苛酷な義務である。
      このミニ講義では、死刑を中心とする刑罰に対する一般人の考えと、日本
     の法制度が前提としている複雑な刑罰理論とが隔たっていることを示し、そ
     の上で、裁判に参加する一般人にできることは何かを検討する。



12:10 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2012/01/19

「マスコミで分からない本当の中国」

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講  師:大西 広 氏(経済学研究科 教授)

収録映像:http://youtu.be/tjwi3SQjdeY

資  料:講義に使用した資料(PDF)

講義概要: 中越摩擦、中韓摩擦などが続いており、中国の軍拡への脅威論もある。

     これに対し、平和を求める日本の我々は批判しなければならない。 また、

     中国国内の汚職や民族問題をも批判すべきである。
      日本は過去において中国に侵略をした歴史を持ち、その責任をまだまっと

     うできていないために「中国批判」に躊躇する人々もいるが、「真の友人」

     たらんとすれば批判すべきを批判しなければならない。ただ、批判した後

     で、それでは日本の軍拡、日本の基地、日本の汚職、 日本の民族問題にも

     目を向けた方がよい。それで初めて日本も中国もよいものにすることがで

     きる。 こうした視角からいくつかの問題を論じてみたい。


12:10 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2011/12/19

「ブドウ畑から食卓までをつなぐワインの妙味」

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講  師:小田 滋晃 氏(農学研究科 教授)

収録映像:
http://youtu.be/JCQDwaC3bHg

 今回は、農学部支部の組合員、小田滋晃氏によるミニ講義を実施しました。
小田教授はカルフォルニアワインの個人輸入システムの開発にも携わられ、組合で毎年
恒例となっている、歳末プレミアムワイン企画の頒布ワインもこのシステムを利用して
います。
18:00 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2011/12/05

「震災復興とTPP問題」

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講 師:岡田 知弘 氏(公共政策大学院 教授)

収録映像:
http://youtu.be/Qt73wN4Zm00

資  料:
レジュメ / スライド

講義概要: 東日本大震災は戦後最悪の惨事となりました。それから8カ月後、野田

     佳彦内閣は、震災復興を理由のひとつに掲げてTPP(環太平洋経済連携協

     定)協議への参加を公式に表明しました。TPPは、あらゆるモノ、サービ

     ス、カネ、そしてヒトの自由な移動を目指すものであり、交渉参加各国国

     内での反発が強くなってきています。本講義では、TPPとは一体どのよう

     なものなのか、なぜ突然出てきたのか、それは被災者をはじめとする私た

     ちの暮らしにを再生・向上させるものになるのか等について、お話して頂

     きました。





12:10 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2011/10/26

「3.11大地震後の地震研究」

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講  師:飯尾 能久 氏 (地震予知研究センター長/防災研支部)

収録映像:
http://youtu.be/L6RByCsk3JE

資  料:
講義に使用した資料(PDF)

講義概要:
 3.11に発生した東北地方太平洋沖地震は、これまでの地震研究の想定を超
     える大地震となりました。この地震より発生した巨大津波が東北地方沿岸部
     を襲って壊滅的な被害をもたらし、原発事故の原因になったといわれていま
     す。

      その後、研究者により3.11大地震の分析が進められています。今回の講義

     では、この地震について今日までにわかったことや、私たちの暮らしにより

     強いインパクトをもたらすであろう、東海、東南海、南海地震の研究が、

     3.11の地震によりどのような影響があったのか、などについて講義していた

     だきました。


12:10 | 投票する | 投票数(1) | ミニ講義収録
2011/10/03

「原子力発電の基礎知識」

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講  師:宇根崎 博信 氏(原子炉実験所 教授)

収録映像:
http://youtu.be/hvK1JIhtouo

資  料:
講義で使用した資料(PDF)

講義概要:
 3.11に発生した東北地方太平洋沖地震に起因して、福島第一原子力発電所
     で深刻な事故が発生しました。この事故については各種メディアで様々な情
     報が飛び交い、その評価も多種多様です。
      今回の講義では、福島原発事故やその対応の評価ではなく、放射線・放射
     能、原子力発電のしくみ、福島第一原発事故のあらましと現状、原子力発電
     が導入されるに至った経過など、福島事故を理解するにあたっての下地とな
     る原子力発電にまつわる基礎知識について講義していただきました。



12:10 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2011/09/07

「震災における研究者倫理」

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講  師:伊勢田 哲治 氏 (文学研究科教員 科学哲学 科学史)

講 義 題:「震災における研究者倫理」

収録映像:http://youtu.be/feN8vCH5QiY

資  料:
講義で使用した資料



12:10 | 投票する | 投票数(0) | ミニ講義収録
2011/08/24

「大学は『組合』としてはじまった」(後編)

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講  師:川添 信介 氏 (文学研究科教員 哲学・西洋哲学史研究室 中世スコラ哲学)

講 義 題:
「大学は『組合』としてはじまった(後編)」

収録映像:
http://youtu.be/kOyN3ddy-4U

資  料:
講義で使用した資料

※今回の録画では、音声の乱れ、録画中断が生じてしまいました。悪しからずご了承下さい。
12:10 | 投票する | 投票数(1) | ミニ講義収録
2011/08/03

「大学は『組合』としてはじまった」(前編)

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講  師:川添 信介 氏 (文学研究科教員 哲学・西洋哲学史研究室 中世スコラ哲学)

講 義 題:
「大学は『組合』としてはじまった(前編)」

収録映像:
http://youtu.be/eNeaFTdokjo (YouTube)


資  料:講義で使用した資料

※今回の録画では、音声の乱れ、録画中断が生じてしまいました。悪しからずご了承下さい。
12:10 | 投票する | 投票数(1) | ミニ講義収録