【ミニ講義】食や農の現場で働く外国人と地域社会—技能実習制度の30年|2025.09.10実施|第85回

【YouTube】https://youtu.be/HsT7rOpemK4

【講義で使用したスライド】組合ミニ講義.pdf

【日 時】2025年9月10日(水) 12:05~

【講 師】坂梨 健太 氏(農学部支部|農学研究科 生物経済経済学専攻)
    京都大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学。博士(農学)。2015年龍谷大学農学部講師を経て、2021年より農学研究科生物経済経済学専攻准教授。西アフリカに位置するカメルーンを中心にカカオ農民の経済や労働、森林資源利用について研究を続けている。最近は農業に関わる外国人の調査を始めている。専門分野は農業経済学、アフリカ地域研究。
    ※略歴は講義時点のものです。
【講義概要】
     日本で働く外国人の数は年々過去最多を更新しています。都市部ではコンビニや飲食店などで働く外国人を見かけることが多いでしょう。そのような可視化される場所だけでなく、十分に可視化されていない食や農の現場でも(こそ)、外国人が欠かせない状況になっています。わたしたちがスーパーで目にする野菜や果物の収穫やコンビニ弁当の製造に外国人が深く関わっています。1993年に創設された技能実習制度が外国人の受け入れに大きく影響してきましたが、2024年には廃止が決まり、2027年を目処に新たな制度が運用される予定です。ここでは、農業部門を中心に、これまで外国人がどのように受け入れられてきたのか、また技能実習生制度が誕生して30年あまりのなかで、外国人や受け入れ現場がどのように変わってきたのか、いくつかの事例を紹介します。それらをもとに、昨今話題にあがる外国人排斥についても考えてみましょう。

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