【ミニ講義】農村の「20世紀社会主義」―東ドイツの戦後経験:1945~1961―|2024.01.25実施|第81回

【YouTube】https://youtu.be/xXCkTLl4ksw

【講義で使用したスライド】ミニ講義スライド.pdf

【日 時】2024年1月25日(木) 12:05~

【講 師】足立 芳宏 氏(農学部支部|農学研究科)
    1982年:京都大学農学部卒業、
    1990年:京都大学大学院農学研究科博士後期課程満期退学、
    1996年:京都大学農学研究科助教授、
    2007年同准教授を経て、2013年より同教授
    専門分野:近現代ドイツ農業史・比較農史学
    2003年度・2010年度・2020年度:京都大学職員組合副委員長
【講義概要】
     第二次大戦後、東アジアと欧州の多くの国では、抜本的な農業構造の改革であるとみなされる土地改革が、ほぼ同時期に実施された。さらにこのうち社会主義国となった地域では、早くも1950年代には農業集団化が遂行されていく。
     近年、冷戦体制後に急速に進んだ実証研究によって、戦後の東欧諸国の土地改革・農業集団化の実態が次第に明らかになってきた。本講義では、私が主に従事してきた東ドイツ農業史研究の成果をふまえ、戦後東ドイツの農村の人々にとって「社会主義」がどのようなものだったのか、その歴史的な意味を、かつての社会主義論や全体主義論の視点ではなくドイツ農村の人々の歴史的経験に即して考えてみたい。そのさいとくに注目するのは、敗戦に伴い戦後東ドイツ農村に大量に流入した東方ドイツ人難民の果たした役割である。

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