【今月です】京大タテカン訴訟、10/22(火),25(金)に証人尋問を実施!
2023年11月2日の第13回口頭弁論において裁判長は、双方の主張は出尽くしたとして、人証の選定などのための進行協議を行う訴訟指揮を執り、口頭弁論は一時中断となっていました。
進行協議は5回にわたり行われました(2023年12月19日、2024年2月16日、4月26日、7月12日、9月5日)。
この間、職員組合としては、被告側の証人として2018年のタテカン撤去時に総務・労務担当理事であった森田正信氏を、立看板規程を制定し職員組合のタテカン撤去の意思決定過程を知る者として人証申請しましたが、被告側が受諾せず裁判官らも難色を示したため実現しませんでした。被告側証人としては、タテカン撤去当時に立看板規程制定の実務担当者であった総務課掛長と、職員組合との折衝担当であった人事課の課長補佐を申請し、出廷することとなりました。
職員組合側は、学生の頃から長年にわたり京大のタテカン風景を見続けてきた西牟田祐二氏(京大名誉教授/元組合委員長/67歳)、一教員として組合役員として学内催事などのタテカン掲出に携わってきた高山佳奈子氏(法科大学院教授/組合副委員長/56歳)、1999年より職員組合のタテカン作製・掲出作業を担ってきた栗山敦氏(組合専従/組合書記次長/50歳)が証人台に立つことになり、日時も確定しましたのでご案内いたします。
裁判長は、本件を社会的関心が高い事件であるとして京都地裁の大法廷を手配されました。その期待に存分に応えるべく、両日ともに多数の傍聴参加を呼び掛けます。
また、10月25日には、証人尋問終了後に京都地裁近くのこどもみらい館の第1研修室A(4階)【https://www.kodomomirai.city.kyoto.lg.jp/06_access.html】にて報告集会を実施いたします(17:00頃開始見込み)。報告集会はオンライン(zoom)による中継もご用意する予定です。
ぜひ、オンライン参加も含め、傍聴のご協力をお願いします!
今回の証人尋問・報告集会へのご参加を希望される方は、下記フォームよりお申し込みください。
証人尋問・報告集会申込フォーム: https://forms.gle/P9veaiFicuFgWJND6
上記フォームにご入力いただいたメール宛に、会場案内やオンライン参加のアクセス情報をお届けいたします。
今後ともご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
京大タテカン訴訟 証人尋問
【証人尋問時間予定】
10/22(火)10:30~16:45 原告 京都大学職員組合 証人尋問(主尋問) 京都地裁101号法廷(大法廷)
● 10:30~11:15 西牟田祐二 氏 (主尋問20分、京大反対尋問20分、京都市反対尋問5分)
● 11:15~12:10 栗山 敦 氏 (主尋問55分)
● 12:10~13:30 休憩
● 13:30~14:30 栗山 敦 氏 (京大反対尋問55分、京都市反対尋問5分)
● 14:30~14:40 休憩
● 14:40~16:45 高山佳奈子 氏 (主尋問60分、京大反対尋問60分、京都市反対尋問5分)
10/25(金)13:30~16:30 被告 京都大学 証人尋問(反対尋問) 京都地裁101号法廷(大法廷)
● 13:30~14:55 総務課掛長<当時> (主尋問40分、京都市反対尋問5分、当方反対尋問40分)
● 14:55~15:05 休憩
● 15:05~16:30 人事課課長補佐<当時> (主尋問40分、京都市反対尋問5分、当方反対尋問40分)
大学の自由や自治がうばわれていくきっかけの出来事だったと考えています
他にも学生寮のこともありました
また、昨年からは政府の介入があからさまになってきました
大学の自治を確立することは学問や研究の自由を守ることに繋がりますし、その恩恵を広く社会が共有することにより、より良い社会を形成していくことが可能になると考えます
知は我々の共有の財産です
誰か一部の人のためだけのものではないと思います