【ブックトーク】国家はなぜ存在するのか ヘーゲル「法哲学」入門|著者:大河内 泰樹氏
ヘーゲルは難解な著作を残した哲学者として知られていますが、大河内氏の著作『国家はなぜ存在するのか ヘーゲル「法哲学」入門』は、そのヘーゲルの著作『法の哲学』と私たちのコロナ禍の体験とがつながっていることを明らかにしています。
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000912862024.html?srsltid=AfmBOooM14uL2TpILU6QzpYB6Nhvx8ALS11YkGdv_uCwt1bf77b3_VQf
現代の国家のあるべき姿をヘーゲルのテキストから再考する本書をめぐって、西洋政治思想史がご専門の森川輝一さんをお迎えして語り合いたいと思います。
参考
ヘーゲル入門
https://youtu.be/-JyRqk-mxJg?si=biRWGrY1uzKJjcUq
【ブックトークで使用したスライド】ブックトークスライド.pdf

著 者:大河内泰樹
出版社:NHK出版 2024年7月25日発売
ISBN-10 : 4140912863
ISBN-13 : 978-4140912867
【著者について】
● 大河内 泰樹(おおこうち・たいじゅ)
1973年生まれ。京都産業大学国際文化学部助教、一橋大学社会学研究科准教授、同教授を経て、2019年より京都大学大学院文学研究科教授。NPO法人国立人文研究所代表。哲学博士(ルール大学)。専門はヘーゲルを中心とするドイツ近現代哲学。著書に『ヘーゲル講義録入門』(共著、法政大学出版局)、『生命と自然 ヘーゲル哲学における生命概念の諸相』(共著、法政大学出版局)
● 森川 輝一(もりかわ・てるかず)
11971年生まれ。名城大学法学部准教授を経て、2011年より京都大学法学研究科教授。法学博士(京都大学)。専門はH・アーレントを中心とする西洋政治思想史。著書に『〈始まり〉のアーレントーー「出生」の思想の誕生』(岩波書店)、『講義 政治思想と文学』(共編著、ナカニシヤ出版)『政治学入門――歴史と思想から学ぶ』(共著、有斐閣)
※略歴は講義時点のものです。