総長選考・監察会議に対し、経緯の説明および再意向調査の実施を求める声明への賛同者からのメッセージご紹介02

 総長選考・監察会議に対し、経緯の説明および再意向調査の実施を求める声明への賛同者からのメッセージの第02弾を下記の通り、ご紹介いたします。
 賛同者は引き続き、募集しております。下記より是非ご協力をお願いします!

↓ 賛同募集フォーム
https://forms.gle/zkKYRtxZzupa3Fnz5

↓ 京大職組 声明
https://www.kyodai-union.gr.jp/seimei-7/

賛同者からのメッセージ

 僅差ならまだ理解できなくはありません。しかし今回、かなりの票差がついています。正当性に疑義のあるかたちで就任する総長が気の毒でなりません。(京大教員・岡邊健)

 京大教職員の意向が反映されない総長に京都大学の舵取りを任せることは腑に落ちない。選挙制度が大学で正常に働かないことも気持ちが悪いです。

 今回の選考は、工作をして形式上多数派を得ることも、投票自体を拒絶することもしない態度からして、大学側が露骨な行動をとってもなし崩しで認められるかどうかの試金石とされている可能性が高い。ここが最終防衛線とみるべきだろう。

 有権者である学内構成員の意向を蔑ろにしたことに深い憤りを感じます。学内構成員との信頼関係という一番大切なものを踏み躙ってしまったのではないでしょうか。国際卓越研究大学の件で、非常に前のめりになっているようですが、人として大切にすべきものを大切にしなければならないと思います。人を育てる教育機関なのですから、なおさらです。

 誰が見てもおかしい。何でこうなる。 一谷 文彦

 本学構成員に意向投票で第3位の候補者を選んだ理由をきちんと説明してほしいです。

 私は再意向調査の実施には賛同しませんが、意向調査3位の候補者を選定した合理的理由と判断基準の説明については著しく不足していると思います。特に記者会見における選考会議議長の「この判断が良かったかどうかは、これから先の(任期の)6年間で分かる」というご発言には失望しております。最高学府における総長選考結果の説明として、もっとましな開き直り方はなかったのでしょうか。

 今後の総長選考に禍根を残すことになるのではと懸念しています。

 この結果に大きなショックを受けました。納得できません。このようにした理由を説明することは、関係者の義務だと思います。

 決選投票を行うのが当然だと思います。

 選考会議の中でどのような議論がされたのか議事録開示を願います

 広大名誉教授です。広大では意向投票結果の未公開が制度化されてこのような抗議すらできなくなっています。構成員の意向投票結果を尊重しない学長選考会議に抗議する京大職組の運動を断固支持します。

 なぜわざわざ3位の人物を選んだのかが分からない

 対話を求める声を挙げつつげることの大切さをこの署名を通して改めて実感しました。

 再投票を行って欲しい。

 独裁国家を見ているようです。
 独裁国家で主権を奪われた民衆の気持ちを考えたことがあるでしょうか。
 京都大学の教職員はその国家の有権者、学生は選挙権を持たない未成年者になぞらえることができます。
 今回の総長選考の結果が、それらの構成員にどれほどの絶望を与えたかは、察するに余りありあるところです。
 これまで意向調査に従った選考をしてきた歴史があり、今回も大々的に意向調査を実施したにもかかわらず、今回突然その結果を無視するというのは、誰が見ても筋が通りません。組織全体のコンセンサスに支えられて長く続いてきた健全な慣行を廃止するには、きわめて重大な対立利益が必要であり、かつ、それについて誠心誠意説明を尽くさねばなりません。
 京都大学の運営理念には、「教育研究組織の自治を尊重する」こと、「社会的な説明責任に応える」ことが含まれていますが、それらを自らかなぐり捨てるのですか。
 また、今回の総長選考・監察会議の所作は、学生全員の目にさらされています。学生の倫理観に与える悪影響は図り知れません。大学の上層部ともあろう人々が、学生の範にもなれなくてどうするのですか。大学はこれから、「どの口で」学生にポリシーを説いていくのですか。
 合計9年半在籍したOBとして、批判の筆を執らずにはいられません。

立命館大学准教授・弁護士 青木 克也

 学生の意見はシステム上考慮されていないものの、上から30/20/20と団子になってますから、この三人の中から選ばれること自体は今のシステム上妥当と思いますが、やはり決断の理由は気になります。

 意向調査の結果とかけ離れた人選のまま、立川次期総長が就任するのであれば、次期総長には、学内の支持や信頼をゼロから構築しようとする誠実なふるまいを求めたいです。

 新潟大学においても,2025年9月,意向投票の結果を無視ないし軽視した選考が行われました。教授会において選考過程の情報公開を求める決議が複数回採択されましたが,選考会議は説明を拒否し続けています。詳細につきましては次をご参照ください。http://kikai.ed.niigata-u.ac.jp/kikaiken/president/2025/

 何のための意向投票なのだろう。規定上最終的に密室で決めるという選考方法であったとしても、選考過程はできるだけオープンにするべきであるし、選考理由を京大に関わる全構成員に納得してもらう努力をすべきである。

 今回のように決まったことに対して批判が多くなるのであれば、今後意向投票を完全にやめるべきだと考えます。そもそも誰をリーダーに選ぶということを組織全体の動きすら把握できていないような一構成員が投票することを基にすることはただのイメージ選考の人気投票でしかなく、今の選出方法に問題があるのではないか。投票した皆様の中で大学の予算規模や現在の大学全体の課題を理解している人はどれほどいるのでしょうか。普通の会社組織ではこのような意思決定をしておらず、日本の国立大学という組織の前時代的な決定方式なのではないか。そもそも候補者は今の投票者に都合の良いことを言えば良いだけなので、人気投票一位の人が良いリーダーであることはむしろ期待できないのではないか。投票数は候補者の所属組織の大小も関係する。さらには意向投票を行うことで新たにリーダーを選出しても無意味な物言いが付くだけで、新たなリーダーの船出の妨げになるのみではないか。各組織の代表者が全責任を追う形で決定するべきではないか。今のような選出方法にこそ問題があることは賛成であるが目指すべき方向は人気投票ではないのではないか。本来的には執行部が考えるべきではあるが、批判している方々も民主主義がうんぬんという一面的な批判だけではなく、リーダーはどのように選ぶべきなのかということを示してもらいたい。京大職組の皆様はそのような意見を踏まえて、何が問題かということをきちんと示してもらいたいです。よろしくお願いします。

 仮にも「自由の学風」を謳った京大で、これほどに民主主義を無視した振る舞いが行われたことに失望しています。大学の運営は少数の関係者や企業人ではなく、教職員と学生の意思を反映する民主的意思決定プロセスを経て行われるべきであり、これは第二次世界大戦後の教訓として確認されてきたはずです。
 大学当局はタテカン、吉田寮、卓越大などの問題に関しても、学内の反対意見を無視して決定を強行してきました。今回、民意の尊重のための建前すら投げ捨てたような決定に、さらに事態悪化するのではないかと憂慮します。
 これまで大学で学んできたのは、既存の知を疑い、新たな知を創り出すことです。そんな大学で、構成員の意見が反映されず、ただ上が決めたことに唯唯諾々と従わなければならないとするなら、そこで作り出される知はいったいどんなものになるでしょうか。
 大学は、教職員や学生を含む構成員が自由に議論し、より良いものを創り出す場としてあるべきです。職員組合の声明に賛同します。

 
 

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