委員長挨拶

京都大学職員組合 中央執行委員長(2017年度) 白岩 立彦



 2017年度の委員長をさせていただく農学研究科の白岩立彦です。専門は作
物学という農業生産に近い分野で、ダイズとイネの多収要因の解明を主なテ
ーマにしております。どうかよろしくお願いいたします。
 組合では、労働環境、教育研究環境、軍事研究問題を含む大学自治、学内
自治の各面で課題は多くそれらはどれも大切です。しかし、今期の組合にと
ってはとくに、来年度にはじまる有期雇用の無期転換をどう支援するか、例
外措置適用をいかに促進するかが重要になっております。それは、組合員さ
んの雇用に直接関わることであり、格差の拡大と不安定な雇用の増大を何と
かしなければならない背景から行われた労働契約法改正の趣旨を実現するこ
とでもあります。また、“教育研究現場の財産である人的資源(全大教議案)”
の確保によって大学の教育研究力を高め医療を充実させる前向きの意義をも
っていると思います。これまで、労務管理室との先日の事務折衝の結果とし
て報告されているような前進もありますが(ニュースをご覧下さい)、今後
各職場でいわゆる財源問題など様々なやりとりが予想されます。このような
議論を進めるには、そして数々の課題を解決するためには、組合員さんが増
えることで組合の力を高めることが不可欠であります。このため、組合員拡
大は、今期のもう一つの重点課題になっております。
 農学部支部役員を何度かやってきました。正直いって、多忙化が進む中で
は組合運動のある程度の後退は仕方ない、今は低空飛行でいいから持続させ
るのが肝要、と思っていました。最近は、内外に存在する不穏・不安や、ポ
ストトゥルースや右傾化の風潮をみていて、社会のためにも私たちの組合の
発展が強く求められるように感じております。非力ゆえ活動に波が生じるか
もしれません。そのときは何卒ご海容下さい。定期大会で多くのご意見をい
ただいたように、引き続きご指導とご協力をよろしくお願いいたします。
                              2017年7月