職員組合FAQ

Q:組合に入ったら会議などが増えて、今よりいっそう忙しくなるのではないでしょうか?

A:組合の支部や本部の役員になれば、その会議への出席をお願いしています。ですが、役員にならず会議にもほぼ出席することなく、レクリエーション的な行事に参加するというかかわり方もできます。

Q:自分の所属する部局の中で、いったい誰が組合員なのかわからないのですが…。

A:わかりにくくて申し訳ありません。組合事務所にお問合せいただければ、お近くにどんな組合員が何人くらいいるのかなどをご案内します。「えっ、あの人も組合員だったの!」ということもあるかもしれません。

Q:安くない組合費を払ってまで組合員になるメリットは何でしょう?

A:組合事務所でお弁当を食べられる事です…!?。 それも「メリット」の一つですが、「トップダウン方式」の「ガバナンス」が重視される状況において、職場をめぐる「おしゃべり」ができる場自体が貴重な意味を持ちます。また、組合の「おしゃべり」で普段の仕事では接しない職種や職場の人から様々な情報も得られます。日常的な「おしゃべり」から戸惑いや願いをすくい上げ、京都大学法人との団体交渉などを通じ、職場環境の改善を目指しています。

Q:教員に関してどんな活動をしているのですか?

A:大学における教員の基本的な役割は教育と研究であり、教員の関心はもっぱらこれらに向けられているのではないでしょうか。

★教員だけでは成り立たない

 教員が教育と研究を行う際に、実は多くの職員のサポートを受けており、職員と教員は京都大学の教育と研究の発展と向上という目標を共有しているのです。とすれば、教員の役割にとって職員は重要なパートナーであり、相互のコミュニケーションを図ることは重要な課題のはずです。職員組合は、教員と職員が大学をめぐる課題を共有することに関して、相互に意思を疎通する具体的な場を提供しています。もちろん、職員組合は部局を超えた教員相互の交流の場でもあります。

★大学教員と社会との関わり

 また教員にとって気になるのは、自分の研究と教育を取り巻く日本全体の状況(例えば全国的な大学改革の行方など)ではないでしょうか。職員組合は全国の職員組合と繋がることによって多くの最新の情報を得ることができ、研究と教育のより確かな展望を描く手助けとなります。場合によっては、大学当局の誤った方針を見抜くことも可能になるでしょう。
 職員組合は、教員にとって、さまざまな点で有益な場となる可能性を秘めているのです。