書記局(事務局)

 職員組合の日常業務については、本来、執行委員などの役員があたりますが、役員とはいえ一日の大半は職務に服しています。組織が大きくなると運営のための業務量が増え、役員だけでは処理しきれなくなります。そのため、これらの事務処理に専念する場所とスタッフが必要となります。

 京大職組ではこの事務処理などを行うところを「書記局」と呼び、そこで働く専門スタッフ(組合職員)のことを「専従書記」(通称、書記)と呼んでいます。

 書記はそれぞれ専門の担当を持ち、中央執行委員会の方針に基づいて日常業務を処理し、組合員の諸活動をサポートします。

 また京大職組では、特定の組合員に負担がかかりすぎないように、中央執行委員などの役員は1年ごとに改選されるよう運営していますが、組織運営の継続性・安定性という点では不具合が生じやすくなります。書記局は京大職組の活動を安定・継続的につなぐ役割を果たしています。そういった意味で書記局は中央執行委員会と並んで職員組合の両輪をなす重要な存在といえます。

 現在、京大職組には2名の書記が従事しており、京大職組と雇用関係にある労働者です。書記の賃金・労働条件は京都大学の就業規則に準じます。